こんにちは。管理栄養士の河邉です。

〜そのままでいることを許し、ささやかな試みを認める食卓〜

これは室田洋子先生の『心を癒す食卓』という本の中の言葉です。

私は、患者様に

食事はバランスが大事、、野菜も食べて、、噛めるお口を育むには、、などと

お伝えすることが多いです。

もちろん、”より良く”という思いからお話しさせていただくのですが

室田先生の本を読み返すたびに

一番大切なことは忘れないようにしよう。と

思わされます。

食事は栄養を満たすだけではない。心を癒す力を持っている。

同時に心を凍らせる力も。。。

お父さんお母さんにとっても、お子さんにとっても

“がんばれがんばれ”が続く食事は圧力がないだろうか?

野菜嫌いのお子さんは

まずは、苦手な気持ちを許され、受け入れられることが大切なのでしょう。

がんばれと言わなくても

「見てて!口に入れてみるよ!」

安心してチャレンジができる、

そんな食卓であったらいいなと思います。